価格下落の下落が著しいSSD。
2018年の初めには大体10,000円前後していた256のSSDのモデルも、今となっては512GBの同じモデルの方が安いという驚きを隠せないような状態になっています。
そんなこともあり、自作PCのストレージとしての用途だけでなく、ノートPCやPS4に搭載されているHDDを交換(換装)するためにSSDの購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、そんなときにいろんなメーカーのSSDが存在しているためにどのメーカーのSSDを選べばいいのか迷ってしまうことも少なくないと思います。
今回は、そんな方向けにオススメなこれを選んでおけば間違いない!というSSDの有名メーカーとその商品(2.5インチサイズ)を紹介していきたいと思います。
(SSDメーカーの順番についてはとくに理由はありません。また、今回リンクを生成しているのは全て500GBモデルです。実際に購入する際は、必要な容量を確認して購入してください)
SanDisk(サンディスク): ウルトラ 3D SSD
SSD以外にもSDカードやUSBメモリも手掛けているため、見たことや聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
SanDisk社は2016年に下のWestern Digital社に買収されており、最近は製品パッケージが違うけれど中身は同じ(と思われる)製品が増えてきています。
信頼性、という意味ではWESTERN DIGITALブランドのSSDと比べてもそれほど変わらないと考えて問題ないと思います。
Western Digital(ウェスタンデジタル): WD Blue 3D NAND SATA
元もとHDDで有名なメーカーでしたが、SanDisk社の買収によりフラッシュストレージも多く販売するようになりました。
上で述べたように最近はSanDiskブランドで販売しているものと中身が同じ(思われる)ものも増えてきたため、自分の愛着のあるブランドなどと言った要素で選ぶこともいいと思います。
この製品も、上の「ウルトラ 3D NAND」シリーズと中身の仕様がほぼ同じであるということが、発表されています。
Intel(インテル): SSD 545s
誰もが知っているといっても過言ではないインテル。CPUだけでなくたくさんの製品も製造しています。SSDもそのひとつ。
今回紹介しているメーカーの中でも知名度は圧倒的でしょう。
容量別でほかのメーカーの商品と比べると、若干値が張るような価格設定となっています。しかし、、インテルというブランドや信頼性を鑑みるとそれを補ってあまりあるのではないでしょうか。
ただし、今回紹介しているほかの商品と違い「2TB」モデルが用意されていないので、より多くの容量のストレージが欲しい方には残念かもしれません。
crucial(クルーシャル): MX500
Micron(マイクロン)社のブランドで、同じMicron社のSSDブランドには社名と同じMicronがあります。
あまり、聞いたことのないメーカーかもしれませんがSamsungなどと同じく大手のDRAM(メモリー)メーカーで、信頼性は抜群です。
性能も、しっかりポイントを押さえているといった感じで、価格も対性能比では安いことが多いイメージです。
高性能な「MX500」シリーズだけでなく、低価格ながら値段の高いほかのモデルにも負けない速度を誇る「BX500」シリーズもオススメです。
Samsung(サムスン): 860 EVO
日本ではスマートフォンブランド「Galaxy」シリーズでおなじみのサムスン。
こと半導体の売上においては、それまで長年トップだったIntelを抜いて2017年は1位に経っています。このことからも、Samsungは世界的に信頼されているということが伝わりますね。
この製品は高性能で高耐久が売りのSSDで、今回紹介したSSDの中ではもっともTDW(SSDに書き込むことのできる総容量)が大きいです。
まとめ
今回紹介した5つのメーカーのシリーズは、どれも保証が5年間となっていて、万が一のことがあっても安心です。
また、最近のSSDはどれも規格上の実質的な最大速度の限界まで到達していて、とくにに今回紹介した5つのモデルは速度という面ではメーカー間の違いはほとんどないと考えてもいいと思います。
メーカーで決めるのもよし、価格で決めるのもよし。あなたの好きな方法で検討してみてください!