モバイル版Core i9が登場、さらにIntel CPUの大量追加

モバイル版Core i9が登場、さらにIntel CPUの大量追加

新たなCore i9の登場

遂にモバイル版Core i9が登場しました。その名も「Core i9-8950HK」。

個人的にてっきりCore i9はデスクトップ版のみのラインナップにすると考えていたので驚きました。私自身ゲームとか動画編集とかそういったCPU等をがっつり使っていくような作業を行なうことがないので残念ながら縁の無いプロセッサーとなりそうです。

またモバイルワークステーション向けのXeonならともかく、ラップトップ版Core iシリーズで6コア12スレッドを実現している点も驚きです。これはi7-8850Hやi7-8750HのCore i7もなのでなおさらです。

でもi9である必要性は・・

ただこの「Core i9-8950HK」、私としては別にCore i7として発表しても良かったのではないかと思っています。先ほど述べたとおり6コア12スレッドのラップトップ向けCPUはCore i7でも展開するので、デスクトップ版i9の他のCore iシリーズとの一線を画すコア数などの特別感のようなものが若干薄れてしまっている気がします。

確かにCore i9-8950HKはベースクロックが2.6GHz、ブーストクロックが4.3GHzのi7-8850Hやベースクロックが2.2GHz、ブーストクロックが4.2GHzの i7-8750Hと比べてベースクロックが2.9GHzでブーストクロックが4.8GHzで、さらに倍率アンロックのモデルのためオーバークロックが可能というi9だからこそのスペシャル感はあります。

しかしモバイル版倍率アンロックのモデルならかつてのCore i7-7820HKや、Core i7-6820HKが存在しているのでやはり個人的には腑に落ちないです。

それでも凄いCore i9

ただ、型番名等細かいことをせずに考えると第7世代のゲーミング用のプロセッサーと比べゲームにおいて最大41%のフレームレートの向上や4Kビデオ編集において最大59%も高速になるなど飛躍的な性能向上を果たしたので、仕事等の関係で持ち運びが出来るハイエンドノートPCが必須な方にとって大きく作業効率が向上するのでかなり嬉しいニュースではないでしょうか。

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Intel CPUの大量追加

開発コード「Coffee Lake-S」のCPU17種類追加

これで、やっとCoffe Lakeのラインナップが揃ったという感じでしょうか。この後は年末頃かそれ以降の登場を見込まれている開発コード「Whiskey Lake」のプロセッサーの登場までデスクトップ向けの新製品はしばらくお預けになりそうです。

今回追加されたデスクトップ向けのプロセッサーを簡単に表にまとめてみました。

型番 コア数 スレッド数 ベースクロック ブーストクロック TDP
Celeron G4900 2コア 2スレッド 3.1GHz 54W
Celeron G4900T 2コア 2スレッド 2.9GHz 35W
Celeron G4920 2コア 2スレッド 3.2GHz 54W
Pentium Gold G5400 2コア 4スレッド 3.1GHz 54W
Pentium Gold G5400 2コア 4スレッド 3.7GHz 54W
Pentium Gold G5400T 2コア 4スレッド 3.1GHz 35W
Pentium Gold G5500 2コア 4スレッド 3.8GHz 54W
Pentium Gold G5500T 2コア 4スレッド 3.2GHz 35W
Pentium Gold G5600 2コア 4スレッド 3.9GHz 54W
Core i3-8300 4コア 4スレッド 3.7GHz 62W
Core i3-8300T 4コア 4スレッド 3.2GHz 35W
Core i5-8400T 6コア 6スレッド 1.7GHz 3.3GHz 65W
Core i5-8500 6コア 6スレッド 3.0GHz 4.1GHz 65W
Core i5-8500T 6コア 6スレッド 2.1GHz 3.5GHz 65W
Core i5-8600 6コア 6スレッド 3.1GHz 4.3GHz 65W
Core i5-8600T 6コア 6スレッド 2.3GHz 3.7GHz 65W
Core i5-8700T 6コア 12スレッド 2.4GHz 4.0GHz 65W

個人的に前世代に引き続き2コア4スレッドのPentiumがとても気になります。お金と時間があれば初のPentium搭載自作PCをしてみたいものです(もし作ったとしても用途が決まらないと思うのでただの無用の長物になりそうですが・・・)。

モバイル向けはXeonも含めて11種類追加

モバイル向けも「Kaby Lake」と「Kaby Lake Refresh」もだいぶ出そろいましたね。あとはCore m3シリーズが登場するのかどうかと言ったところですが10nmプロセスルールのCannon Lakeでの登場になりそうです。

こちらも簡単に表にまとめています。

型番 コア数 スレッド数 ベースクロック ブーストクロック TDP
Core i5-8300H 4コア 8スレッド 2.3GHz 4.0GHz 45W
Core i5-8400H 4コア 8スレッド 2.5GHz 4.2GHz 45W
Core i7-8750H 6コア 12スレッド 2.2GHz 4.2GHz 45W
Core i7-8750H 6コア 12スレッド 2.6GHz 4.3GHz 45W
Xeon E-2176M 6コア 12スレッド 2.7GHz 4.4GHz 45W
Xeon E-2186M 6コア 12スレッド 2.9GHz 4.8GHz 45W
Core i9-8950HK 6コア 12スレッド 2.9GHz 4.8GHz 45W
Core i3-8109U 2コア 4スレッド 3.0GHz 3.6GHz 28W
Core i5-8259U 4コア 8スレッド 2.3GHz 3.8GHz 28W
Core i5-8269U 4コア 8スレッド 2.6GHz 4.2GHz 28W
Core i7-8559U 4コア 8スレッド 2.7GHz 4.5GHz 28W
Core i5-8400T 6コア 6スレッド 1.7GHz 3.3GHz 65W
Core i5-8500 6コア 6スレッド 3.0GHz 4.1GHz 65W
Core i5-8500T 6コア 6スレッド 2.1GHz 3.5GHz 65W
Core i5-8600 6コア 6スレッド 3.1GHz 4.3GHz 65W
Core i5-8600T 6コア 6スレッド 2.3GHz 3.7GHz 65W
Core i5-8700T 6コア 12スレッド 2.4GHz 4.0GHz 65W

低電力版となるCore i7-8559Uがターボブーストで4.5GHzにもなるのに驚きです。実際は熱管理がしっかりしているので大丈夫であると思えますが、果たして本当の意味でラップトップパソコンとして使えるのか少し気になります。

おそらくCore i5-8269UやCore i7-8559U等のU付モデルはMac miniに(いつもAppleは型番が不明なので姉妹モデルかもしれませんが)搭載されるのではないでしょうか。個人的にとても楽しみです。

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