日ごろからThinkPad信者をうならせてきたX200シリーズ。
12.5インチといういろいろな場所に持ち運んで使えて、それでいて画面サイズの小ささも(そこまで)苦ではない、というとてもいいバランスのモデルでした。
途中からは同じモバイルノートPCとして、ThinkPad X1 Carbonも登場しましたが、それでもなお大きさでは小さいため多くのファンに愛されてきました。
私自身も下のSSD換装記事でも使ったThinkPad X220は今でも愛用しています。
これまでのThinkPad X200シリーズは仕事や学校でパソコンをたくさん使う方には大変すばらしいシリーズだったと思います。
そんなThinkPad X200シリーズがとても大きな転機を迎えました、それが後継モデル「ThinkPad X390」の登場です。
フットプリントはほぼ変わらず画面サイズは12.5インチから13.3インチに
選品の名前もThinkPad X280からThinkPad X390となったようにやはり今回の目玉は、今までずっと続いてきた12.5インチという画面サイズから13.3インチに変更されたことでしょう。
それでて、下の表のようにX280とあまり変わっていないのはとてもうれしいです。
表には比較対象として、X280とX1 Carbon(2019)を載せています(いずれも単位はmm)。
製品 | X390 | X280 | X1 Carbon(2019) |
---|---|---|---|
幅 | 311.9 | 307.7 | 323 |
奥行き | 217 | 209.8 | 217 |
高さ | 16.5 | 17.4 | 14.95 |
最近のノートパソコンはどれも狭額縁のモデルばかりで、正直そういったデザイン面でThinkPad X280は少し残念な部分があったので、ThinkPad X390になったことで伴う狭額縁化は嬉しいですね。
重量も1.13kgから1.18kgと、たった50gの増量のみに抑えているのもポイント。
ただ、それでも幅が4.2mm、奥行きが8.2mm大きくなっているので今まで以上にX1 Carbonとのすみ分けが難しくなってしまった印象はあります。
LTE対応(オプション)はモバイルノートとしてうれしい機能
近年需要が増えてきているノートPCのLTE対応。
ポケットWi-Fiを持ち運んだり、手持ちのスマホでテザリングをしたりといった手間いらずですぐにインターネットにPCがつながります。
ただ、そこまで対応しているノートPCは少なく現在では主に一部のThinkPadと、VAIO、Surface、レッツノートとなっています。
そういった意味で、ThinkPad X390は貴重なモデル。
外部ポートはすべてそのまま維持
本モデルは全モデルから比較的大きなアップデートとなっていますが、搭載されている外部接続端子の種類・数ともに変更はありません。
USB Type-A、Type-C、Thunderbolt 3、HDMI、Ethernet(ただしドックが必要)もうこれだけあれば十分でしょう。
ThinkPadはビジネスノートという意味合いの強いノートPCだからでしょう。スマートカードリーダーもオプションで選べるあたり、さすがです。
直販モデルは最安クーポン込みで約12万円から
個人的にも大好きなThinkPad。
例年新モデルが発表されてきたCESでは今年、X1 CarbonとX1 Yogaのみの発表だったので少し心配でしたが、登場してくれてよかったです。
かなり狙っているモデルなので購入次第レビューします
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