下の記事でも、ご紹介したように現在HDDをシステムドライブに利用されていて、パソコンが遅いと感じている方にぜひオススメしたいSSD換装。
ちょうど(?)私の手元にまだSSD換装が済んでいなかったノートパソコンがあったので、データはそのままの状態で(クローンして)引き継げるよう換装することに。
そこで今回は、実際にノートパソコンのSSD換装を行なっていきながら、手順を紹介したいとおもいます!
- 換装するためのパソコンチェック
- パソコンの保証期間の有無(もし保証期間が残っていると、SSD換装をすることで今後保証が受けられなくなってしまいます)
- 搭載しているCPUが第2世代以降のintel Core i3 , i5, i7のいずれかであるか
- 換装するパソコンが、HDDの交換が出来ること(裏蓋のねじ等を外してHDDを交換できるか確認したり、メーカーの製品マニュアル等から確認したりしてください)
SSD換装をするための準備
必要な物
- SSD換装をするパソコン
- 外付けHDD / SSDケース
- 現在パソコンが使用しているストレージより大きな容量のSSD
- データクローンソフト
今回使用した物
- ThinkPad X220
- Wavlink 2.5インチUSB 3.0 HDDケース ハードドライブディスクHDD外部エンクロージャケース
- SanDisk SDSSDA-120G-J27
- EaseUS Todo Backup Free 10.6
外付けHDD / SSDケースにSSDを取り付け
まず、HDDからSSDへデータのクローンをするためにSSDを外付けHDD / SSDケースに取り付けていきます。
きちんと、SSDの端子を確認して
しっかりケースの接続端子とはまったことを確認してから装着します。
ねじ止め等万が一壊れることがないよう、ケースとの接続に不備がないか確認してください。
そして付属のケーブルを取り付けて、換装を行なうパソコンと接続をしてください。
SSDのフォーマット
まず、SSDを使えるようにするためにはフォーマットをしなければいけません。
WindowsキーとRの同時押しをして、下のような画面がでてきたらその中にある「ディスクを管理(K)」と書いている部分を押します。
すると、通常のディスクの管理というウィンドウに加えて、ディスクの初期化というウィンドウが表示されます。
設定は、そのままでOKを押してください。(もしパーティションスタイルをGPTにした場合、SSDの換装が出来ないため必ずMBRのままにしてください)
今回はSSDにHDDのクローンを行なう方のSSD換装のためボリュームの割り当て等を行なわず、ディスクの初期化のみでかまいません(OKを押したら、それで準備は大丈夫!ってことです)。
データクローンソフト「EaseUS Todo Backup Free」のインストール
それではSSD換装において、最も重要なデータのクローンを行なっていきます。
まず、下のリンクをクリックしてアクセスしてください。
リンク先のページをスクロールして下の画像の場所に移動してください。
そして、青色の四角に囲まれているダウンロードと記載しているところをクリック。
すると、ポップアップが表示されます。
今回は、無料版を利用するため再び「ダウンロード」をクリック。
すると、ダウンロードが開始されます。
実行をおして、ダウンロードが終了してセットアップが始まるまで待ちましょう。
ダウンロードが終わると、セットアップウィンドウが表示されます。
セットアップに使用する言語の選択は始めから日本語が選択されているので、そのまま「OK」をクリック。
次の製品選択も、そのまま「次へ(N)」をクリック。
次の選択も、「同意」をクリック。
インストール先の指定ですが、特に問題が無い限り通常はそのまま「次へ」を押しましょう。
これも、そのまま「次へ」を押してください。
(ただ、ユーザーエクスペリエンス向上プログラムに参加にチェックを入れなくても特に違いはありませんでした。
データ収集等、気になるという方はチェックを外しておきましょう。)
次に、個人データ保存先の選択です。これもそのまま「次へ」を押してください。
以上で、セットアップの完了です。
完了をおしてセットアップを終了してください。すると、EaseUS Todo Backupのウィンドウが表示されるのでそのまま「3 ディスクのクローン」に進んでください。
ディスクのクローン
まず、ライセンス認証に関するウィンドウが出てくるので今回はフリーバージョンを使用するため「後で」をクリック。
すると、メインの画面が登場!
そして、上の段の右から2番目の「システムクローン」をクリックしてください。
手順1でフォーマットしたSSDはボリュームの割り当てを行なっていないため「未割り当て」という名称になっています。
ということで、未割り当てを選択(クリック)して・・・
「次へ」を、クリック。
すると、クローンが始まります。
クローンにかかる時間についてですが、クローンするデータの量に大きく左右されます。
今回クローンした私のPCはそこまでソフトウェア等を入れていなかったため、40~50分ほどでクローンが終了しました。
かなり時間がかかるので、気を長くして待ちましょう・・・。
クローンの終了後、使用しているパソコンをシャットダウンしてください。
5 HDDの取り外しと、SSDの取り付け
パソコンが完全にシャットダウン‘をしたことを確認したら、ACアダプターとバッテリーパックを外しましょう。
今回、SSD換装しているThinkPad X220はバッテリーパックが取り外し可能なタイプだったためこのようにしていますが、取り外し不可のパソコンをお使いのかたはそれぞれのパソコンのマニュアル等にしたがって、バッテリーの無効化等をおこなってください。
バッテリーの無効化または取り外しが完了したら、念のため電源ボタンを複数回押してください。
その後、パソコンに搭載されているHDDを外しましょう。パソコンによって位置が異なるので、しっかり確認しておいてください。
ThinkPad X220は左側面にありました。
通常、トレイのようなものに装着されているため、側面のねじ等をとって分離させてください。
側面にねじがあるかとおもいます。
参考に、HDDをトレイから取り外した画像↓
そして、SSD/HDDケースに入れていたSSDをケースから取り外して、HDDを外した手順と逆の手順でトレイに装着してください。
半端に接続することがないよう、しっかりSSDを装着してください。
最後に、ふたやバッテリーパックをきちんととりつけ、ACアダプターを接続しましょう。
(バッテリーを無効化した場合は、ACアダプターを接続してから有効にしてください)
これで、電源をつければSSD換装終了です!